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2010年8月 1日 (日)

ノーチラス号の冒険 10 ~ 火山の島 (ヴォルフガンク・ホールバイン)

とある小さな島の近くでマイクとセレナが海で泳いでいると、水が温かいし肌がちくちくする。そのうちに熱い泡が海底からせり上がってきて、慌ててノーチラス号で退避したところ、海底火山が大噴火。島の半分が吹き飛んでしまった。島に小屋の残骸を見つけたマイクたちは上陸し、ドゥラメールという男を救出。火山学者である彼の話によると、他の仲間たちが原住民に捕えられてしまったという。マイクたちは捕虜を救うべく原住民の島へと向かった。

マイクと念話ができる黒猫アスタロスは神出鬼没。気まぐれで、期待どおりには動いてくれないけれど、いざというときには助けてくれます。今回も活躍するのですが、へそ曲がりなのでマイクは神経を逆撫でされることもしばしば。(苦笑)

新たに登場する人物は腹に一物を隠しているというのが「ノーチラス号の冒険」のパターン。マイクは火山学者ドゥラメールを信用できません。まったく信用できないというより、すべてを話さないという感じ。火山の爆発を予感しつつ命がけで行動する仲間としては問題があります。それでも見捨てないところがマイクたちの偉いところ。見ている(読んでいる)こちらがイライラするくらいです。

原住民に捕えられた捕虜の解放を交渉するだけでなく、原住民たちを火山の爆発から救うことを考えるマイクたち。彼らのヒューマニズムは常に生命の危険を要求してきます。「ノーチラス号ならばできる」はず。可能性に賭けてでもやり遂げるクルーたちですが、いつもそんなにうまく行くのでしょうか。本シリーズも12巻中10巻まで来ました。いよいよ大詰めです!

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