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2010年5月13日 (木)

オオカミ族の少年 ~ クロニクル千古の闇 (ミシェル・ペイヴァー)

巨大な熊の姿をした悪霊に襲われた父親との約束を守り、生まれたばかりのオオカミ「ウルフ」と共に、天地万物の精霊が宿る山を探す旅に出た「トラク」。紀元前4000年のヨーロッパ北西部を舞台にした、古のファンタジー第1弾。

他の生き物に乗り移る「生霊わたり」ができるトラクをはじめ、呪術や魔法のような能力を持つ者たちが登場しますが、この舞台は異世界ではなく、太古の地球だという点で他のファンタジーと一線を画しています。想像によるところが大きい点は同じですが、石器時代の人類が極北の地でどのように生きていたかに思いを馳せると主人公たちの苦しみも喜びも身近に感じられます。

シリーズを通して、トラクと幼なじみの少女レン、ウルフのふたりと一匹がどのようにして窮地を脱するのか、もうだめなのか。もうハラハラ、どきどきの連続。気づいたら1冊読み終えていることでしょう。中学生以上にお勧めします。他のタイトルについては「KuRoKaWa's REVIEW ストア」をごらんください。

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