« 豹頭の仮面 ~ グイン・サーガ (栗本 薫) | トップページ | 指し手の顔 ~ 脳男 II (上)(下) (首藤 瓜於) »

2010年4月30日 (金)

脳男 (首藤 瓜於)

連続爆破事件の容疑者のアジトで発見され、逮捕された鈴木一郎。 担当刑事の茶屋も、精神鑑定を依頼された医師・鷲谷真梨子も彼が犯人だとは思えないまま調査を進めていく。すると鈴木一郎は心を持たないことがわかってくる。江戸川乱歩賞受賞作。

表紙がちょっと不気味なのでホラーかと思ったらそうではなくひと安心。鈴木一郎という人物像が徐々に明らかになっていく様子に惹かれて一気に読んでしまいました。「心を持たない」とは、たとえば「~したい」という欲求がないため、誰にも指示されなければ一日中でも黙って同じ姿勢で座ったままだというのです。まるで「生きている人形」状態。人間らしい生活をさせるには一日の生活をルーティーンとして指示し、繰り返し訓練するしかないといいます。それもひとつのホラーという気がします。(苦笑)

続編「指し手の顔 上―脳男2 (1) 」「指し手の顔 下―脳男2 」も出ているのでこれから読んでみます。

« 豹頭の仮面 ~ グイン・サーガ (栗本 薫) | トップページ | 指し手の顔 ~ 脳男 II (上)(下) (首藤 瓜於) »

現代小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1887876/51227410

この記事へのトラックバック一覧です: 脳男 (首藤 瓜於):

« 豹頭の仮面 ~ グイン・サーガ (栗本 薫) | トップページ | 指し手の顔 ~ 脳男 II (上)(下) (首藤 瓜於) »